血の通わない公園工事

地元、名古屋市中川区では現在、時期を同じくしていくつもの公園で工事光景を目にする。

 

たまたまなのだろうか、それとも予算の使い方の都合で同時期となっているのだろうか。

 

それにしても味気ない遊具が増えたものだ。

昔は公園それぞれに独特な遊具があったりしたものだが、例えば富士山すべり台。

これが名古屋ならではの遊具だと、書店で特集本を見つけて知った。

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富士山すべり台を始めとしたコンクリート(モルタル)遊具は、最近では職人がほとんどいなくなっているらしく、そのために老朽化と共に減少していく一方の様だ。

 

公園にあるコンクリートと言えばボールを当てる壁。

サッカーやテニスの練習での壁打ちに使用するための物だが、これくらいはそんなに難しくなく作れるのではないだろうか。増やしてあげて欲しい。

公園の金網にボールを当てて練習をしている児童を見かけるが、金網ではボールが傷むのだ。

 

以前、少年野球による公園グラウンド占拠問題の記事を書いた「中島中央公園」では、トイレの壁を使って子ども達が壁打ちしているのをよく見かけていた。

しかし、現在はトイレを新しくする工事をしており、見えてきた新しいトイレにはボール当ての出来る壁が無いようなのだ。

 

そうなるとグラウンドを使いたい事が増え、なおさらに少年野球チームの占拠など看過できない。

問題を行政が放っておいていることに、やはり納得がいかない。